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なんとなく思いついた話。
愚者はさりげなくどんな地平にも渡れるので、偶にこういうところに流れてもいいと思う。 さりげなく色々な交流があるらしい。 愚者と永遠を生きる少年のお話。 勿論、名前は出てないです。日記ですしね。
「ねえ、」 「ん?」
「それ、楽しいかい?」
「それなりに」 それっきり、尋ねるのも面倒なのか彼は黙ってしまった。 「……あ」 途中で口を閉ざしたとはいえ私の言いたいことはわかってしまったのか、 「……ねえ、」 「生きてるのって、楽しいかい?」 「……それなりにね」 彼の口から放たれた言葉は、彼の為にあるような言葉だ。 「そう」 「君は生きているの、楽しいかい?」 「……」 彼は何も答えなかった。 PR |
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