ファイル漁ってたらファイル'sトークがあったので引っ張ってきた。
俺ファとピエロで雑談。ピエロ一人称。
このふたりは、所謂喧嘩するほど、ってやつですね。
いっそこいつらくっつくべきだと思う
「お前は意味がわからない」
「ええ？ どこがです？」
正直僕ほどわかりやすいピエロはいませんよ、
と言ってもセンパイは嘘吐けと一蹴。
酷いです、センパイ。まあ、そうなんだけどね。
「その気持ち悪い笑顔はやめろ、俺が不愉快だ」
流石センパイ、自己中です。自分が第一です。
そういう人ってなんだか嫌がらせしたくなるのは僕だけでしょうか。
「不愉快だなんて。僕これでもサーカスのナンバー1ピエロですよ」
「どうせピエロは一人だけっつーオチだろ」
「大正解です、センパイ。すごいです、エスパーですか？」
「ふざけろ」
実は最近はセンパイの不愉快そうな顔が快感だったりして。
あとセンパイの罵りも気に入ってたりして。
まあ、いろいろ嘘だけど。嘘だけどって使いやすいな。
入間さん尊敬しちゃう。あれ、僕なに言ってるんだろう。
「お前は気持ちが悪い」
「酷いですね、センパイ」
「その目を見てると苛々してくるんだ」
「目ですか。残念ながら生まれ持ったものはどうしようもないです」
まあ目の色くらいなら偶に変えてるけど。あ、色のことかな。
「それともこの色のことですか？」
「本当の色がどれかもわからない奴の色なんてどうでもいい」
「感心がなさすぎです、センパイ。可愛い後輩を何だと思ってるんですか」
「奴隷」
わあ、鬼畜。なんてドS発言。此処でやっと発揮される初期設定。
可愛い後輩に向かって奴隷だなんて、悪魔か何かなんだろうかこの人は。
「色とかじゃない、とにかくお前のその目が気にくわない」
「形ですか？」
「テメーの目がタレだとかツリだとか、世界で一番どうでもいいな」
「酷いです。僕はパッチリおめめです」
石付きマツゲでパッチリを維持するの辛いんですからね。
「……あ、それとも、マツゲですか？」
「確かにそれも気にくわないな」
「石が嫌ですか？ ビーズや羽根などもありますけど」
でも羽根は視界にちらちら入って、なんか嫌なんだよなー。
そりゃ石も重いし疲れるけど。
「素材なんてどうでもいいし、それが一番嫌なんじゃない」
「じゃあ何が嫌なんですか、わかりにくい人ですね！」
はっきりしてください、それともそんな性格して人を傷つけられない人なんですか？
うわ、気持ち悪い。センパイでそれはない。
「目だ。お前の眼の中が嫌だ」
「中ぁ？」
中って、なんだ。瞳孔？
別に瞳孔なんて誰も変わらないと思うけどな、センパイは違うのか。
あ、でも確かになんか細長いかも。怖っ
「お前の思っているものとは違うだろうな」
「あ、違うんですか」
あれ？ センパイ今僕の心を読みましたか？
すごい本当にエスパーだったんだ。
「お前の眼の色だ。眼の中の色が気にくわない」
「……言っている意味が良くわかりませんね」
「わかってるんだろ？ お前のその見下げた眼だ」
「いやですね、見下げてなんかいませんよ。ちゃんと尊敬してます」
尊敬すべきセンパイを見下すだなんて、そんなこと！
付けマツゲのカタログ欲しい……
でもその内つけまつげ、なくなるって本当ですか。
装着したくはないけど、鑑賞用に欲しい。
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